乱視用カラコンを購入する際は、眼科で検査をしなければなりません。乱視と一言で言っても4つの種類があり、3パターンの検査方法があります。それぞれの特徴について詳しく解説します。
また、乱視用カラコンについても解説しているので、「乱視だけどカラコンを使いたい」と思っている方はぜひ参考にしてみてください。
眼科で行う乱視の検査方法
自覚的屈折検査
一般的に行われる視力検査のことです。視力検査表を使って「右」「左」などを答える簡易検査を指します。コンタクトレンズを作る場合は、レンズを簡単に着脱できる眼鏡を使って、その人に合った度数のレンズを調べます。
その時にわからないことや違和感があった場合は、すぐに医師に相談してください。目のトラブルの早期発見につながります。
他覚的屈折検査
専用の機器を使って角膜の屈折力や、近視、遠視、乱視の度数を測定します。他覚的屈折検査は、レフケラトとも呼ばれ、機械を覗いた時に赤い部分が見えるので、その赤い部分を見るだけで検査ができるのですが、測定の時は目が緊張して度数が強くなる傾向にあるので、あくまでも目安の測定値になります。
他覚的屈折検査は、その後の自覚的屈折検査をスムーズに行う目的もあります。
角膜形状解析
その名前の通り、角膜の表面の形状を測定する検査です。角膜が歪むと屈折に大きな異常が起こるので、白内障手術や角膜移植前後に検査をすることが多いです。
検査の方法は、目を大きく開けて赤い光を見るだけ。検査中は目を大きく開けて、数秒間瞬きを我慢します。ドライアイの場合は、目薬をさしてから検査を行うこともあります。
検査でわかる乱視の種類とは
直乱視
直乱視は、上下方向につぶれるように歪んでいる状態です。縦方向の屈折力が強いため、縦方向の線が濃い見え方をします。
倒乱視
倒乱視は、直乱視とは逆で横方向に歪んでいる状態です。横のラインが濃く見えて、それ以外がぼやける見え方をします。
斜乱視
斜乱視は、斜め方向に歪んでいる状態です。乱視表を見た時に斜めのラインが濃く見えて、それ以外の線はぼやける見え方をします。
不正乱視
不正乱視とは、屈折が不規則に起こり、円柱レンズで補正することができない乱視のことを指しています。簡単に言うと、上記に挙げた、直乱視・倒乱視・斜乱視以外の乱視のことです。
不正乱視は、円錐角膜、翼状片などによる角膜の非対称的な歪み、白内障など病的な原因によって引き起こされる場合がほとんどで、眼鏡では矯正できないという特徴があります。
ただし、角膜の不正乱視の場合は、ハードコンタクトレンズでなら矯正することができます。
しかし、水晶体の不正乱視の場合は、今の時代でも良い矯正方法がないと言われています。
乱視と診断されてもカラコンは使える?
正乱視の場合は、乱視用カラコンで矯正することができます。ただし、初めて乱視用カラコンを使う時は、医師に診察をしてもらって、自分の度数や屈折率などを調べてもらう必要があります。
また乱視であるにも関わらず、眼科で検査を受けないために乱視だと気付かないケースも多いです。
必ず眼科を受診して、安全に乱視用カラコンを使用しましょう。
見え方がおかしいと感じたら検査に行こう
乱視といっても様々な種類がありますよね。「少し見え方がおかしいな」と感じたら、もしかしたら乱視の可能性があるかもしれません。
「眼科に行くのが面倒くさい」と思うかもしれませんが、便利にカラコンを買える時代だからこそ、定期的な検査は必要だと思います。
また乱視と診断されても、今は乱視でも使えるカラコンがたくさんあります。特にランシーは乱視専門のサイトなので、自分好みのカラコンが探しやすいのでおススメです。
豊富な種類の乱視カラコンから、お気に入りのカラコンを見つけてくださいね。
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